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皆さん、こんにちは(^^♪ee   自粛生活折り返し地点?いかがお過ごしでしょうか。 今日はスペインの「ドン・キホーテ」について少し書いてみましょう。 ドン・キホーテというと、 あの日用品からちょっとした家電まで何でも揃う「驚安の〇〇」のドン・キホーテではありません。 スペインのドン・キホーテはスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスという方の小説で、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗る騎士が旅をする冒険物語ですね。 このドン・キホーテという騎士は騎士道小説が好きなあまり、貧しい生活にもかかわらず自分の持つ田畑を売却。そのおかげでまた騎士道小説を読み漁った挙げ句、狂人になってしまいます。狂人となった彼は世の不正を正すために冒険に出かける…と、あらすじはこんな感じです! この小説、作品本編が面白いのはもちろんのこと、プチ裏情報として面白いのが、作者であるミゲルさんが税金横領の罪で牢獄にいるときに着想を得た作品だということ…。 ミゲルさんも牢獄のなかでドン・キホーテのように熱い想いをくすぶらせていたのかもしれません。   ドン・キホーテが残した言葉は、とにかく前向きで、運命さえも全て享受するものでした。 今、私たちにこんこんと語ってくれている言葉かもしれません。 「運命というものは、人をいかなる災難にあわせても、かならず一方の戸口をあけておいて、そこから救いの手をさしのべてれるものよ」 「よいかサンチョ、今われらの身にふりかかっている嵐は、まもなく天気がしずまって、われらが順風に帆をあげるようになる前兆じゃて。 なぜと申すに、よいことも悪いことも、そうそう長続きするはずもないのであってみれば、われらに久しく悪いことが続いた今、よいことがすぐ近くに来ておるにきまっとるからじゃ」 正に、今、それぞれの環境で苦難も多いが、希望を捨てずに強い意志で乗り越えていきましょう!というメッセージに聞こえます。   作品とミゲルさんのこと、両方への想像を膨らませながら読んでいくともっと面白いはずですよ! 皆さんも読書時間のおともに、是非読んでみてください。 ~Adios Hasta  pronto~♥♥