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皆さん、こんにちは。今日はスペインのことわざ(格言)について少し書きましょう!   日本にもさまざまなことわざがありますよね。「石の上にも三年」とか「時は金なり」とか…。日常生活の多様なシーンでビシッとあてはまる、なんとも痛いところを突いてくるアレです笑。 スペインにもそんなことわざがたくさんありますので、いくつかご紹介してみます。   ・Contigo pan y cebolla. (あなたとならパンとタマネギで十分だわ。) →好きな人と一緒にいられるなら、パンとタマネギだけの貧しい生活にも耐えられるという意味ですね。日本でいう「手鍋さげても」だそうです。   ・A quien madruga, Dios le ayuda. (早起きすると良いことがある。) →日本の「早起きは三文の得」と似ていますね! 神様はみているよ、早起きすると神様が助けてくれるという言い方、三文の得、とは少しニュアンスが違うなあ、なるほど面白いなと思いました。   ・Cada oveja con su pareja. (どのヒツジにもお似合いのヒツジがいるものだ。) →日本でいうところの「類は友を呼ぶ」や「同じ穴の狢」に似た少々皮肉めいたことわざですね。ちなみに狢(むじな)って、ご存じですか? 私は使ってはいるが何のことだろうと思いまして調べましたところ、アナグマのことを指すのだそうです。   ・El uso hace al maestro. (使ってこそ本物になる。) →日本の「百聞は一見にしかず」や「習うより慣れろ」などの言葉に似た意味があるようです!聞いたことがある単語かもしれませんが、Maestro(マエストロ)は巨匠や名人に近い意味をもつ単語ですね♪   ・A la tercera va la vencida. (3番目の幸運) →「3度目の正直」と同様に3回目に良い結果が得られるという意味ですね。 こういう感覚は昔から同じなのですね、面白い(^^♪   この他にもスペインにはたくさんのことわざがあります。古い映画を見ていると、何を言っているんだろう?と不思議だった言葉が、ことわざだったと知り後々になってやっと腑に落ちることもあります。 日本のことわざにもよく似ているものから、なんとなくヨーロッパのおしゃれな雰囲気を漂わせるものまでさまざまありますので、ぜひ皆さんもよかったら調べてみてください!