category:広報ブログ


皆さん、こんにちは!

yy-flamenca講師の北原やよいです。

今日は、普段習っているお教室のイベントや発表会で、「自由に衣裳を決めていいよ」となった時の”あるあるについて“お話してみようと思います。

脱マンネリ衣裳選びのコツは意外な色の組み合わせでした。

ここ数カ月はイベントも自粛でなかなか素敵な衣裳をお披露目する機会がないですね。

しかし今、オンラインショップではあちらこちらで『SALE』が見られます!

こんな時に、自分の好きなフラメンコの大切な一着をじっくり楽しみながら選んでみるのもいい時間かもしれません。

いつものフラメンコ衣裳選びを少し変えると違う自分になる

衣裳選びの時いつの間にか、『結局私、いつもと同じ好きな色選んでる!』って時ありませんか?

衣裳を選ぶ時、あなたはどちらのパターンですか?

  • 曲のイメージを持ちつつ、衣裳選びに入る場合
  • 曲は考えず(笑)ただ素敵で惹かれたものを選ぶ


後者は買い物には必要なことですし、何より見ていて楽しいですよね!!(^^)!

こんな時間はあっという間。また、前者のように曲のイメージで選んでいるはずなのに、結局私、いつもと同じ好きな色選んでしまっているときがあります。

そんなお悩み、フラメンカさんなら誰でもお持ちではないでしょうか?

衣裳選びで色の組み合わせがパターン化されていませんか?

Day 4 - SIMOF 2019 : ニュース写真

このように並んでいる中で2色選んで!と言われたらいつも選ぶ色は同じ組み合わせになっていませんか?

スペインで生地屋さんを見て回ったり、
タブラオ(バルやレストランで、板張り舞台のあるところをタブラオという)本番で色々な衣裳を見ると、「えー!!こんな色の組み合わせ有りなんだ!!」と、奇抜な組み合わせにハッとさせられます。

たとえばこんな衣裳

Day 1 - SIMOF Flamenco Fashion's International Fair : ニュース写真

緑に紫のシージョを組み合わせています!!

または、こちらの向かって一番左の衣裳

スペイン・セビリアで開催されたフラメンコファッション国際展示会で発表された「Pilar Vera」の作品(2018年2月1日撮影)。(c)AFP/CRISTINA QUICLER

https://www.afpbb.com/articles/marieclairestylejp/3210729?pid=20969784

スペイン・セビリアで開催されたフラメンコファッション国際展示会で発表された「Pilar Vera」の作品(2018年2月1日撮影)。(c)AFP/CRISTINA QUICLER

https://www.afpbb.com/articles/-/3161184?pno=2&pid=19774355

『日本人の私には、おお~~なかなか派手ではないかいな的な組み合わせ』ですが、エネルギー溢れるフラメンコの舞台では、それがどんどん素敵な衣裳となって目の前で躍動します。

斬新な組み合わせにガツンとやられます。

また、上の写真の子供たちにこのような落ち着いた色をあえて着させている当たり、にくいですね~。おそらく子供は子供らしく元気な可愛い色が似あうわよね!と決めてしまいがちですよね。なんとおしゃれな着こなしでしょう(^_-)-☆

つまり、私たちは知らず知らずのうちに『安定』『安心』する色の組み合わせを選んでいるのではないでしょうか?!


衣裳に限らず、普段の洋服選びにしても、似たものを選んでしまうのよねって方多いのではないでしょうか。

普段の洋服は安定、安心が大切だと思います、日常ですから。

ですが、ここでは舞台で表現をする衣裳なのですから、いつもの自分とは少し違った、いや、ガラっと違う自分を演出して楽しみたいものです☺☺

いつもと雰囲気の違うフラメンコ衣裳を選ぶ『少しの勇気』があたらしい自分を発見

Day 2 - SIMOF 2019 : ニュース写真
くじゃく~~素敵

そうです、本番前にいつもと違う雰囲気の衣裳に身をまとうと、表現するモチベーションも上がるのではないでしょうか?

勿論、お肌の色で、マイカラーというものもあったりしますね。

でもそこにこだわっていたら面白くないですよね。

なぜなら、メイクでお肌の色や雰囲気は変えられるし、髪型によっても雰囲気は変えられますよね。
そして、大切なアイテム達、お花、アクセサリー、シージョ(肩にかける小さなマントン)などの物も違う雰囲気にこだわって選んでみてください。

さあ、
いつも何となく同じ雰囲気の衣裳になってしまうというお悩みをお持ちの方、『まずは自分は選ばない!』という方向から攻めてみることをお勧めします。

SIMOF 2015 in Seville : ニュース写真

新しい発見が必ずあると思います。

冒険は⇒発見 です。
冒険無くしては新しい発見はありませんね。

色の組み合わせだけでなく勿論デザインも冒険して、新しい自分も見つけてください。


A model walks the runway wearing designs by Aurora Gavino during day one of Simof 2018 on February 1 2018 in Seville Spain

そしてあなたの踊り色に染めていってください。

「こんな雰囲気も出せるのね」って周りの友人に言われたら、あなたはもう脱マンネリ衣裳選びのコツをしっかりと掴んだことに!!(^^♪

あとは、衣裳のプロの方にアドバイスをもらいながら決めていくというのがとても大切です。

私がいつも大変お世話になっているお店も紹介させていただきます。

是非参考にしてください。

フラメンコ衣裳の参考はこちら

ナジャハウスさん (https://najahouse.jp/

発表会ではレンタル部門で大変お世話になっています。

「大人可愛い」のコンセプトで展開されている衣裳は上品で、且つ、なんといっても踊りやすいのです!ナジャさんで作らせていただいた衣裳は何年経っても本当に踊りやすく、ず~っと着させていただいています。

また、こちらはリフォームもやられています。箪笥の奥で眠っている昔の衣裳、

変身してまた新たな出会いになるかもしれません。諦めないで相談してみてください!

余談ですが「派遣の品格2」で篠原さんが着用していたストライプの衣裳はナジャハウスさんのものでしたね!

ソニア・ジョーンズさん (http://soniajohnes.com/

こちらも以前オーダーで作らせていただいたことがあります。

ボランテ(フリル部分)が特に気に入っています。

こちらはなんといってもデザインの豊富さ、使われている生地がカラフルで可愛いという印象をお持ちの方が多いと思います。

ボランテがたくさんついているフェミニンなものから、落ち着いた大人っぽいシックなものまで!

見ていて飽きません。

マンサニージャさん (https://manzanilla401.com/

こちらの衣裳は全てスペインで作られていているそうです。

アクセサリーも可愛いものが多く、普段使いもできそう!

最新のデザインにも敏感で中でもLopez de Santosの衣裳は

エバラジャルバブエナも着ているそうです。

レンタル部門の品揃えもあります。

イベリアさん  (http://www.iberia-j.com/tienda/

こちらもいつもライブや入門さんの新しい靴などで大変お世話になっております。

品数の多さ、そして研究生には嬉しい比較的お求めやすい価格で提供してくださっているというのが印象です。

靴はもとより、アバニコ(お扇子)、カスタネット、コルドベス(帽子)、マントン(刺繍が施された大判布)などのフラメンコで使う小物の品揃えが豊富です。

衣裳に合わせて選ぶのもまた楽しいですね。

長くなりましたが、皆さんに楽しみながら衣裳を考えていただきたくて、脱マンネリをテーマに書いてみました。

少しでも衣裳選びの際、このブログを思い出していただけたら嬉しいです。

それでは、また。

Hasta pronto(^_-)-☆